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電気工事士と現場代理人のそれぞれの役割、工事の流れを解説します。

目次
・現場代理人の役目
・電気工事士の役目
・新築工事の流れ
・現場を始める前に
・現場での打合せ
・基礎工事
・配線工事
・機器取り付け前の段取り工事
・機器の取り付け
・受電工事
・社内検査
・買主検査
・引き渡し
現場代理人の役目
図面製作、安全管理、施工品質管理、施主、現場監督、設計者、東京電力、各他業者との綿密な打ち合わせを行い、電工社員と協力し現場を納めます。
電気工事士の役目
現場管理、資材管理、安全管理、他業者とのスケジュール打ち合わせ、現場代理人との打ち合わせ、部下への指導、電場代理人と協力し現場を納めます。
新築工事の流れ
1.現場を始める前に
代理人建物の図面をもとに電気配線のレイアウトや必要な機器の選定を行い図面作成を進めます。
電気工事士事前に図面を入手し、施工のイメージ、使用材料等事前に準備していきます。
2.現場での打合せ
代理人電工社員、現場監督、各業者の打ち合わせや手配等を行い、現場がスムーズに進むようにします。
電気工事士現場代理人、社員、他業者との打ち合わせを行い現場を円滑に進められるように打ち合わせをします。
3.基礎工事(地下=ピット)
代理人設計者、現場監督、設備業者と綿密な打ち合わせの元、作図していきます。
電気工事士現場代理人から頂いた施工図を元に電気工事で必要なスリーブ(電線を通す管)を施工していきます。
4.配線工事(内装工事)
代理人施主(=買主)の要望を聞き、内容のレイアウトを作成します。
電気工事士建物の構造に合わせて電気配線を行います。(壁や天井内部にケーブルを通します。)
5.機器取り付け前の段取り工事
代理人事前に電工社員の作業を検査します。(自社の施工要領書を元に検査します。)
電気工事士現場代理人の検査で問題なく終わればボード開口を実施します。
6.機器の取り付け
代理人ボード開口後、配電盤、スイッチ、コンセント、照明器具、防災設備などを設置します。
電気工事士機器取付後に図面と現地を照合し相違が無いか確認します。
7.受電工事
代理人東京電力へ申込、協議を行い受電工事が進行します。
電気工事士受電に向けて電柱やPMT(地上用変圧器)用ハンドホールの設置を行います。
8. 社内検査
代理人配線や機器が規定を満たしているか、漏電やショートの可能性がないかを検査します。
電気工事士電力が正常に供給されているか、各機器が正しく動作しているかを検証します。
9.買主検査
代理人検査などが終了したら、現場監督人に報告し、問題がないことを確認します。
施主の変更要望がある際はできる限り協力をするように心掛けます。
電気工事士変更などがある場合はできるだけ希望に沿うようにし工事を進めます。
10.引き渡し
代理人取り扱い説明書、試験結果報告書、保証書等書類の準備を行い引き渡し完了となります。